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  • 執筆者の写真立誠図書館

『フェルメール』

更新日:2021年4月21日

植本一子 写真と文 

ナナロク社

<アートの本棚>

フィメールの絵画だけを撮影するために世界をまわる、そして写真家の言葉で感想がつづられています。ハードな行程のため、他の名画には目もくれず(モナリザだけは論外)8か国、美術館17か所、絵画35点。知識や情報、先入観なく絵を見るということはどういうことか、考えさせられます。植本一子さんの文章は平易だけど心があって素敵だなと思います。印刷物や画像とは違う本物のもつ大きさや質感や色を、できる限りの表現で表されていますが、「本物を見に行け」という心の声が聞こえてくるようです。





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