著:三浦裕子
アルテスパブリッシング
<アートの本棚>
19世紀のヨーロッパはきら星のごとく大作曲家が活躍しクラシック音楽の全盛期を築き上げましたが、フランス菓子やウィーン菓子など、お菓子に関しても黄金時代を迎えました。そこに着眼し、洋菓子の専門家がお菓子の歴史と音楽史をリンクさせて書き上げたのが本書です。記載されている作曲家のエピソードもけっして通り一遍ではなく、あまり知られていない話題にも触れるなど読み応え満点。ぜひクラシック音楽をBGMにお茶とケーキを用意して、読んでみてください♪ なお、筆者おすすめのケーキは岡崎にある『エーデッカー·タックス』のザッハトルテです!
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