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『なにごともなく、晴天。』

  • 執筆者の写真: 立誠図書館
    立誠図書館
  • 6 日前
  • 読了時間: 1分

著:吉田篤弘

中央公論新社

<食べる本棚>


鉄道の高架下商店街でお店を営む人たちの物語。主人公の美子は女性オーナーから古道具屋を突然任されたアルバイト店員であり、その友達のサキも父親から受け継いだアメリカ雑貨店を惰性で回しています。”商店街のご意見番”を自認する喫茶「ベーコン」の奈奈も、自家製ベーコンととびきり濃いコーヒーは絶品ですが、そのお店はだいぶくたびれています。平凡な女性たちが平凡な日常を過ごしているなか、ある日、美子が元探偵の女性と銭湯で出会うことから平凡を打ち破るドラマが発生します。探偵の登場で平凡なはずの登場人物たちに思い当たる節がありすぎて「実はね・・・」と語り出すさまがこの物語の肝といえましょう。



 
 
 

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