著:タリーク・ザイディ
青幻舎
<アートの本棚>
コンゴ共和国と言う国をご存知でしょか?世界でもっとも貧しい国の1つでもあります。そのコンゴ共和国で「サプール」として生きている人たちのファッションを写真に収めた1冊。「サプール」とは、日常と掛け離れた独特のファッションを通して自己表現をする人たちだ。しかしただファッションを楽しんでいるだけではないのである。なぜ彼らはこのような1着20万もするスーツを身に着けているのだろうか?世界でも最貧国の人たちがである。その理由はこの1冊を見ていただければ分かると思います。ファッションとはただ単にオシャレを楽しむ為のものではなく、政治的メッセージも含まれているんだと知ることが出来る1冊。見るだけでも楽しいのでぜひ手に取ってみて欲しいです。
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