『京都の人ってなんであんな感じなんですか?』
- 立誠図書館
- 10月24日
- 読了時間: 1分
著:横道誠
だいわ文庫
<京都歩きの本棚>
題名「京都の人ってなんであんな感じなんですか?」やや意地悪な題名を見て「どんな内容なんだろう?」と興味が湧き、手に取ってみた。さぞ、京都人の悪口が書かれているんだろうと思ってページを捲ると案の定、「京都のようなド田舎…京都人は未だに洛中洛外にこだわっている…だの」なんせ京都育ち、京都loverな私は読んでいるうちにどんどん腹が立ってきた。そんな著者は京都に25年も住んでおり、そこまで言うのに「なぜわざわざ京都に住んでいるんだろう?」と率直に疑問に感じた。著者は未だに京都を「じぶんの街」だと思えないそう。そういえば私も神戸で一人暮らしをしていた時、なかなか「じぶんの街」と思えなかった事を思い出した。そんな感じなのかなとそこは共感したのだが…。著者は冒頭で「なんや、けったいやけど、まあまあおもしろいやないか」とたのしんでいただければ幸いです。」と書いておられたが、私にとってはその真逆の本でした!京都がお好きではない方が読んだら面白い1冊なのかもしれません!笑








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