キリ―ロバ・ナージャ
集英社インターナショナル
<立誠小学校DNAの棚>
両親の転勤により世界6ヵ国(露・英・仏・仏・加・日本)の小学校を経験したナージャの貴重な経験がつまった本。「当たり前」や「普通」の概念が大きく揺さぶられます。筆記用具、体育、ランチ、席の位置など、単に文化の違いというだけでなく、「どういう能力を伸ばしたいか、認めてあげるのか」という国全体の考えが良くわかります。こんな小学校がいいなあ~とのんきに思ったり、子育てのヒントになったり。「絶対的な正解」をみんなで探すのではなく一人一人が見つけていくしかない、というのがナージャの一番の発見。強く強く心に残ります。
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