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執筆者の写真立誠図書館

『ニワトリと卵と、息子の思春期』

著:繁延あづさ

婦人之友社

<立誠小学校DNAの本棚>


本書は著者が実際に体験し、感じた家族のことを1冊の本にまとめています。著者の長男が初めはゲーム機を買って欲しいといっていたのに、急にニワトリが欲しいと言い出した。そこからニワトリのいる生活が始まります。長男が考えていたのはペットとしてではなく、家畜として飼うこと。もちろん家畜なので最後は絞めて食べることになります。ニワトリが卵を産む→世話をする→絞める→食べる。その中で家族、特に長男は反抗期だったのですが、ニワトリを通じて確実に成長しているなあと感じた1冊でした。反抗期の息子をも成長させてしまう動物。すごいなあ。





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