加藤休ミ
晶文社
〈食べる本棚〉
館内で面ダシ陳列しているビンナガマグロの表紙を見て、ずっと写真だと思っていました。作者は魚を美味しそうに描こうとした、とのことですが、クレヨンでここまで美味しそうに表現できるとは。かなりギョッとしました。図鑑とある通り、他にも様々な魚が紹介されているのですが、文章もなかなかアジがあり、読み応えがありマス。「いつもマグロ眺めていタイと思わなイカ、というのはイクラなんでもいいすぎたカイ?」という感じで、文章中に魚っぽい言葉を色々混ぜ込んでみましたが、最後は思いつかなかったのでやや強引に締めました。ブリ。(普照)
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