『鶏まみれ』
- 立誠図書館
- 7月31日
- 読了時間: 1分
著:繁延あづさ
亜紀書房
<世界の入口となる本棚>
本書には会社を早期依願退職した旦那が突然発した「養鶏しようかな」という言葉に翻弄される著者の奮闘が赤裸々に記されています。養鶏場を開設するには「食鳥処理衛生管理者」の資格が必要で、その資格を得るためには3年以上食鳥処理施設で働き、講習を受ける必要があることから、著者はカメラマンの仕事や子育てと並行して、食鳥処理場で働き始めます。普段光の当たらない、いわゆる3K仕事のなかに存在する、世の中の成り立ちに潜む”歪み”のようなものを体験し、それをどうしても看過できない著者。その葛藤を本社に綴ることは、著者にとっての「通過儀礼」を意味していたかもしれません。





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