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『ブラッド・コバルト』

  • 執筆者の写真: 立誠図書館
    立誠図書館
  • 16 分前
  • 読了時間: 1分

著:シッダルタ・カラ

大和書房

<世界の入口となる本棚>


スマホ・パソコンなどに使われているリチウムイオン電池。その部品「コバルト」のために、コンゴの人々が劣悪な環境下で搾取され続けています。使う事がダメだとは思いません。それ無しで我々の生活は成り立たないのですから。でも現地では男女年齢問わず、1日数ドルの稼ぎのために働き続けています。子どもが家族を支えるため学校に行かず働く。事故によって手足を切断した子どもも珍しくありません。危険物質に汚染された川で作業する女児が背負う赤ちゃんは、自身が受けた性暴力によって産まれた子でした。常に事故や暴力、生命の危険にさらされながら働くしかない環境は健全でしょうか。世の中の企業はガバナンスを掲げ健全さをアピールしますが、組織は末端になるほど不透明な事も増えてきます。持続可能性とは何の、誰のための持続可能性なのでしょう。自分ができる事、まずリコメンドに取り上げる事。大きな声になって風向きが変わる事を願って。



 
 
 

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