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『くもをさがす』

  • 執筆者の写真: 立誠図書館
    立誠図書館
  • 3月21日
  • 読了時間: 1分

更新日:4月2日



著:西加奈子

河出書房新社

<世界の入口となる本棚>


2021年、カナダ在住の西加奈子氏が乳がんを宣告され治療、治療後の揺れ動く心の変化、友達との関わり合い、日本とカナダの医療の違いなどを綴ったノンフィクション。読み進めている間、「もし私だったら」と考えさせられることが多かった。乳がんと宣告されるシーンは同じ女性として胸が張り裂けそうになるくらい、辛く感じた。お人柄なのか、西さんには心から信頼できる友達がたくさんおられ、彼女達の励ましで辛い時を乗り越え、病気は寛解に向かいます。日本人は他国に比べ中々、乳がん検診や子宮がん検診に行かない国民性だと言われています。が、本書を読むとしっかり検査に行かなければと思うはずです。それを西さんは本書を通して教えてくれています。









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