著:川島隆太
PHP研究所
<世界の入口となる本棚>
出るべくして出たスマホ等による脳への影響(特に子ども)をまとめた新書。本書によると活字を黙読することで前頭前野をはじめ、脳全体が活性化する。声に出して読む、音読ならなお良いという。逆に、スマホやタブレットで動画を見るなどの行為は脳がリラックスしてしまい、その働きを抑制してしまう。要するに、楽チンなのだ。スマホやタブレットがない世の中になることは、もはや難しい。少しでも脳の老化を防ぎたかったら、脳を甘やかすことなく、紙の本を読む、読書をする、そして時々は声に出して読んでみる。そしてデジタル・デトックスは老若男女の健康のため、必要なことなのだ。スマホを閉じて、本を読もう!(Emi)

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