ブレイディみかこ
ポプラ社
<世界の入口となる本棚>
主人公ミアはある日、1冊の本を貰う。その本は「カネコフミコ」の自伝書でした。ミアは辛い境遇に暮らす「フミコ」と自分を重ね合わせ、フミコを近くに感じるのでした。しかし、同級生のウィルにラップのリリックを書いて欲しいと頼まれたことでミアの世界は少しづつ変わり始めるのでした。果たしてミアの世界はどのように変化していったのでしょうか…?ミアの生活、フミコの生活が交互に書かれており、時折どっちがどっちだ?と錯覚に陥る書かれ方もまた魅力に感じた1冊でした。気になる方はぜひ、立誠図書館へお越しくださいね!
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