ドゥガルド・A・スティール
今人舎
<世界の入口となる本棚>
今人舎の翻訳しかけ本シリーズ「オロジーズ」のひとつです。表紙の赤い宝石には「幽霊が中に閉じ込められている」そうで、以前小学生たちに紹介したとき、「本当だ!幽霊がいる!」と言っていました(見えるか見えないかはあなた次第)。「世界の幽霊」の章では、富士山・青木ヶ原の樹海が取り上げられているあたり本書の本気度が感じられます。幽霊の分類、歴史、幽霊船と財宝、ゴーストハントの方法など、ディープで不思議でいかがわしい幽霊学の世界が堪能できますよ。最後に、「この本は幽霊に取り憑かれている」そうなので、できれば館内で読むことをオススメします(貸出もできます)
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