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執筆者の写真立誠図書館

『病と障害と、傍らにあった本。』

著:齋藤陽道、頭木弘樹 他

里山社

<世界の入口となる本棚>


ままならない体と心、しんどさを抱えたそんなとき、人は本を読む気になれるのでしょうか。様々な病や障害と向き合っている12人のかたたちの読書エッセイとでもいうべき本書。頭木弘樹さんの章では、6人部屋の病室の全員がドストエフスキーを読む光景が描かれ、おかしさと尊さで思わず天をあおいでしまいました。大変な状況なのに、どのかたの文章もどこかカラっとしていて勇気づけられます。


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