河村吉宏 他
京都新聞出版センター
<京都歩きの本棚>
京都を舞台にした小説は昔昔から現代まで数多く存在します。歴史や伝説が数多く存在して、文学「映え」する場所の宝庫。京都本、たくさんありすぎてもう何から読んでいいのかわからない人は、まず本書に出てくる小説から読んでみたら、まず間違いないと思います。作家の目を通して紡がれる物語は、なんてことのない道も切なく感じてしまう。普段京都に暮らしている人も、ちょっとした非日常を感じさせてくれる文学散歩なのです。立誠図書館を始点にまずは森鴎外『高瀬舟』からスタートしましょうか。
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