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『店長がバカすぎて』

更新日:3月14日

著:早見和真

角川春樹事務所

<世界の入口となる本棚>


最初、軽いノンフィクション作品と思って読み始めたら、実は小説だった本書。アラサー女子の書店員(契約社員)が繰り広げる、シニカルでコミカルでちょっとおセンチな物語は、しかし、多分にルポルタージュの要素を含んでいます。頼り甲斐ゼロで空気の読めない店長との日常の闘いは、次第にスケールアップし、日頃から不満たっぷりの出版界のヘンな悪習に対する反逆の狼煙へと発展します。とりわけ「取次」という摩訶不思議な制度に果敢に挑んでいる点は痛快!ちなみに本書の出版元である角川さんはいち早く「脱取次」に取り組んでいます。




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