『パンクする京都』

著：中井治郎

SEIKAISHASHINSHO

＜京都歩きの本棚＞

約1年前までは京都は海外ツーリストで街がごった返していたが、コロナウイルスが世界的に蔓延し、京都の街も1年前とはすっかり様変わりしてしまった。今は海外ツーリストを京都の街中で見かける事は殆どなくなり、私自身は街に活気がなくなり少し寂しく感じていた。が、本書を読んで初めてオーバーツーリズムで多くの人が戦っていたという事を知った。本書を読むまでそんな事は全く知らなかった。オーバーツーリズムと戦ってきた人たちからしたら「今」はとても平和なのかもしれない。と読みながらふと思ったりした。。。