<スタッフの本棚>
編:RYOJI+砂川秀樹
太郎次郎社エディタス
本書はセクシュアルマイノリティの子どもと親、生徒と教師のカミングアウトの往復書簡。人生における大きな告白をする勇気や理解するための努力がすべての言葉からあふれ出してきます。両者共にあらゆる想像力使って伝えようとする言葉に感動します。実は私はもう何年も前に読んだ本なのですが、最近心身的に参ってしまっている友人に会う前に読み返しました。相手の心の痛みを100%わかることはできないからこそ、大切な人のことを自分の心で感じて話をする感覚を呼び起こす助けになりました。
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