『タケノコごはん』

大島渚　文／伊藤秀雄　絵

株式会社ポプラ社

〈新規図書〉

『愛のコリーダ』『戦場のメリークリスマス』の名作を遺した大島渚監督の文、『けんかのきもち』『海の夏』など評価の高い絵本作家の伊藤秀男さんが組んだこの絵本は、大島渚監督のこども時代の思い出が描かれている。日本人が否応なく戦争に巻き込まれた時代。あとがきにご長男の大島武さんが父、大島渚監督から言われた「自分で考えることができる人になってほしい」と。より重みを持ったことばとして作品を通し私たちに伝わります。絵を描かれた伊藤秀男さん（元立誠小学校を取材し、絵のモデルにされたそうです）から寄贈を受けました。感謝！！

（館長　岡見）