小泉武夫
東京堂出版
〈食べる本棚〉
本書では世界中のくさい食べものがランク付けされ紹介されている。ネタバレになるが、筆者が1番くさいと思った食べものはシュールストレミングスという缶詰だそう。機械で計測したところ、納豆が363という数値に対し、10870という驚異的な数値だったとのこと。そこまでくさいと言われると対抗したくなる。実は私の1日履いた靴下も恐ろしくくさい。1位を狙える潜在能力はあるはず。なにせ洗剤の能力を無効化するのだから。ただし食べたら死ぬ。まぁ何が言いたいかというと、くさい食べものは魅力が一杯、つまりはこの本は魅力が一杯ということだ。
(普照)


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