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執筆者の写真立誠図書館

『うちは精肉店』

更新日:2019年1月12日

写真と文 本橋成一

一般社団法人 農村漁村文化協会

〈食べる本棚〉


大阪府貝塚市の北出精肉店、自分たちが心をこめて育てた黒毛和牛を牛舎から連れ出し町内を歩いて屠場まで引いて行く。和牛は自らの運命を察しているのか屠場に入るスロープで脚を踏ん張って抗う。いのちをいただいて私たちが生きていることを伝えるこのモノクロの写真集。繁華街は消費浪費の地、その中にある図書館だからこそ観るべき一冊かも!!子どもたちに向け作られたものであるが、ぜひ若い人たちにも観ていただきたい写真集!!参考映画作品として『ある精肉店のはなし』(2013年纐纈あや監督作品)も必見。

(岡見館長)




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